友情という癒し

aromadite

2010年07月11日 23:45

「友情」 なんて言うと、こういう仕事をしている私でさえも照れくさいのだけれど・・・


私には何人かの 「親友」 と呼べる友人がいます。




その中の一人は、大喧嘩もしたことがあるし、お互いに忙しい時には連絡さえ


取らないけれど、何処か何かで繋がっています。



私事でありますが、父親が入院をしています。


長年の喫煙やストレスの末、肺気腫になりそれが悪化してしまいました。


入院したら他にも病気が見付かったりして、なかなか家族は大変です。


母親も数ヶ月前から体調を崩しているので、私も妹も両親中心に毎日を送り出し


ました。






昨日はその親友と夕食の約束をしていました。


気分的にも外食は控えたい私のために、デパートの地下で揃えてくれたお惣菜は


ワインやビールに良く合いました。



久し振りに解放感を味わいました。


最後にとても美味しい杏仁豆腐を出してくれて、それは自分が弱っていた時に食べ


てスゴク美味しかったからとわざわざ買ってきてくれたものでした。


優しい味がしました。

















それから、私の両親にもデパートで美味しそうなフルーツを買ってきてくれていま


した。


「お父さんもお母さんもかわいそうにね~。娘(私)が気ぃ付かないと思って~」 と。


ありがたいです。




両親が元気で居てくれたお陰で、私は長い留学も何の心配も無く行けていましたし、


海外旅行、国内旅行、いつでも好きな時に行けました。



こうして両親が病気をしてしまうと、自分の自由は彼らの健康のお陰であったのだと、


身に沁みて思います。






この親友は二十代で両親を亡くしているので、私の両親の心配も人一倍してくれます。


「親孝行だけは後悔の無いように !」 と、いつも口酸っぱく言ってくれます。



いつもは厳しい意見で口も悪い親友だけれど、昨日の 「杏仁豆腐」 で、私の疲れは


何処かへ消えていきました。












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